高倉健 その魅力
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邦画の名作

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週末見たい映画

「あなたへ」あらすじ

「あなたへ」あらすじ (平戸~エピローグ)

平戸

富山から12000キロのたびの終わりです。目的地の平戸に到着しました。

妻からの遺志とはいえ、まだ散骨することに迷いがあります。妻の遺志ではありながらも、倉島は散骨に同意してるわけではありませんでした。しかし散骨ができるかどうかを漁業協会にあたりますが、漁師たちは散骨することを嫌っているので船を出すことはできない。と断ります。

船が出せないか。と尋ねている倉島の話を聞いていたのが濱崎奈緒子(綾瀬はるか)です。奈緒子は母親の多恵子(余貴美子)が経営している食堂の出前を手伝っているときに散骨の話を聞いたのでした。地元漁師の拒否に落胆した倉島が向ったのが、多恵子が経営している食堂でした。

平戸には台風が近づいています。その日の夜、南原からもらったメモを頼りに大浦吾郎(大滝秀治)の家へと出かけ船を出してくれるように頼みますが、頑固な大浦からは一蹴され取り付く島もありません。

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台風の夜

倉島はその日の夜、濱崎親子が切り盛りする食堂で夕食をとり、海辺に泊めたワンボックスの中で就寝するために店を出ました。

台風の暴風雨が平戸を直撃しています。心配した多恵子は、食堂の2階で寝るように奈緒子を倉島のワンボックス者まで呼びにやらせます。

倉島は遠慮しながらも、食道の座敷席に泊まらせてもらうことになりました。

多恵子は台風の夜ということもあったのか、倉島に身の上話をするのでした。多恵子の夫は漁師でした。漁師でしたが、漁師以外の儲け話にも手を出していて多額の借金を作ってしまったこと。その多額な借金を返済するために無謀ともいえる漁に出て海難事故で行方不明になってしまったことでした。普通の失踪の場合には生命保険の認定には7年掛かるのですが、海難事故の場合には遺体があがらなくても、認定は3ヶ月で降りてその生命保険で借金の返済をして、わずかに残ったお金で開業したのがこの食堂だったのです。バカな父ちゃんだと・・多恵子はいいます。

夫が海難事故になったときにはまだ幼かった娘の奈津子ですが、立派に成長して繁盛する食堂の片腕として食堂を手伝うまでに育ちました。まもなく娘の奈緒子は結婚相手も決まっています。相手は倉島を一蹴した大浦老人の孫卓也(三浦貴大)が結婚相手です。

散骨の話を聞いた奈緒子は、父親を海難事故で失っているからかもしれませんが散骨に協力してくれないなら結婚はしないと言い、婚約者の卓也におじいちゃんを説得してもらうように強く言うのでした。そこまで言い切る奈緒子に、卓也はしぶしぶながら祖父に船を出してもらうよう説得にあたるのでした。

台風一過の後

平戸は昨日の台風が去り空は晴れ渡っています。

倉島が島の中を歩いていると、古いの写真屋さんの前でふと足が止まりました。ショーウィンドに気づきそこに目をやります。ショーウィンドウに飾られているのは古い色あせた写真の数々です。古い写真の数々にはそれぞれの人生が映し出されています。その中に一枚の写真を見つけます。その写真には講堂の舞台で歌う女学生の写真でした。その女学生の写真に若い頃の洋子の面影を見つけたのか、倉島は写真を食い入るように見つめるのでした。

そして散骨するかどうか悩んでいた倉島の心の中に変化が起こります。絵葉書を見ると妻が生前のときの言葉を思い出します。風鈴の音に「いい音だ」と感動している倉島に、洋子は「秋になったら忘れずに外さなきゃね。季節はずれの風鈴ほど悲しい音はないもの」

【時が来たら、私のことは忘れてあなたの人生を歩んでください あなたにはあなたの時間が流れている】そういいたかったのではないか。と気づかされるのでした。だから墓ではなく、故郷の海で散骨を遺志としてのこしたのでは・・・

倉島は灯台の立つ高台から、二通の絵葉書を風に乗せて海へとかえすのでした。

そして大浦老人と再会します。大浦老人は孫からの説得もあって、船を出すことを承諾しました。もちろん倉島の散骨することへの迷いも消えていました。

大浦老人の船で、倉島は港を出航しますが出航する前に、退職届を入れた封書をポストから投函します。

そして船で出航する前に多恵子から託されたものがあります。花束と一緒に奈緒子のウェディング姿の記念写真でした。「海に流してください。あの人にも分るように」

船は玄界灘の波の荒い沖合いに出ます。そこで、倉島は妻の遺骨を一握りずつ一握りずつ、心を込めて海へとかえしていきます。

そして多恵子から託された花束も海に流しますが、ウェディング姿の奈緒子の記念写真だけは流しませんでした。

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エピローグ門司にて

田宮と南原が参加している物産展は門司で引き続き行われていました。田宮と南原は忙しくイカ飯を会場で売っていると南原の携帯電話の着信音が鳴りました。 倉島からの電話でした。

南原は上司の田宮に断りを入れて、倉島と再会します。

倉島は南原に無事に散骨を終えたことを報告して、ウェディング姿の奈緒子の写真を渡します。南原は奈緒子の父親だったのです。

膨らんだ借金を返済するため、保険金を残そうと失踪していたのです。名前を変えて物産展の仕事などで食いつないでいたのでした。倉島は何かのときに状況を察したのでしょう。

南原に「刑務所では外務の人間に情報を流すことを鳩を飛ばすといいます。自分の今やっていることは、まさしく鳩を飛ばすことです。」出航前に退職届けを投函したことは、倉島のケジメとしての郵送だったのかもしれません。

キャスト

  • 倉島英二 ・・・ 高倉健
  • 倉島洋子 ・・・ 田中裕子
  • 南原慎一 ・・・ 佐藤浩市
  • 田宮裕司 ・・・ 草彅剛
  • 濱崎多恵子 ・・・ 余貴美子
  • 濱崎奈緒子 ・・・ 綾瀬はるか
  • 大浦卓也 ・・・ 三浦貴大
  • お好み焼き屋のお客 ・・・ 岡村隆史
  • 笹岡紀子 ・・・ 根岸季衣
  • 大浦吾郎 ・・・ 大滝秀治
  • 塚本和夫 ・・・ 長塚京三
  • 塚本久美子 ・・・ 原田美枝子
  • 警官 ・・・ 浅野忠信
  • 杉野輝夫 ・・・ ビートたけし